「Ur」はドイツ語で「起源の」という意味の接頭辞です。つまり何かの始まりや根源にあるもの、最も基本的な部分や最初の状態を表すのに使われます。　自然人類学の観点から見ると、私たちホモ・サピエンスは３０万年前現れて以来、生物としてはほとんど進化していないそうです。ホモ・サピエンスの歴史の大半は狩猟をすることで自然の恵みに頼りながら生息してきました。こうして何万年もの間、私たちのDNAに刻み込まれてきた豊かさの定義は自然から得られる恩恵そのものなのです。物や情報が溢れ、時間に追われる現代社会、複雑に見えるようで実は豊かさを構成する要素はごくシンプルなのではないか。そんな気持ちでブログを始めました。身の周りにあるウア・エレメントを再発見してみませんか？